こんにちはKJです!
元体操日本代表の池谷幸雄さんがバイキングに出演し、宮川紗枝さんのパワハラ問題の
特集の場面で号泣したことが話題になりました。
池谷幸雄 バイキングで号泣の場面は?
速水佑斗コーチは日本体操協会からの無期限の登録抹消処分に対し、東京地裁に行っていた地位保全の申し立てを取り下げ、謝罪文を発表しました。
「処分を全面的に受け入れ反省し、一刻も早く堂々と宮川選手の指導復帰を果たしたい。その反省の証として仮処分の取り下げを表明する」といった謝罪文が読まれ、池谷さんは号泣します。
そして涙ながら速水コーチの決断についてこのようにコメントします。
「どういう思いで取り下げるのか、相当悩んだと思う。宮川選手の指導をどうしたら早くできるか、それが一番望んでいることだから、どれが一番正しい選択か、相当考えたと思う」
また、東京オリンピックに向けた大事な時期にパワハラ騒動が明るみに出たのは、塚原千恵子さんが内部告発したからだとしか思えないとの発言もしております。
涙の理由は塚原の内部告発への疑いから?
池谷幸雄さんは自身が体操の指導している村上茉愛選手を朝日生命に引き抜かれそうになった経験があったことを証言しています。
朝日生命体操クラブは塚原千恵子さんが運営しております。
こういった朝日生命の権力を利用した引き抜きなど、倫理に反するような対応をされたこともあり、塚原千恵子さんのやり方には嫌悪感を感じたことでしょう。
また、池谷さんは「今になってこの騒動が起こるのは塚原千恵子さんの内部告発としか思えない」と涙ながらに話します。
一年以上も前から速水コーチの指導には問題があったのは分かっていたはずなのに、このオリンピックが控えている大事な時期に問題が明るみに出たのは「裏で塚原さんが動いたのではないか」という疑いがあります。
オリンピックでメダルを取れる可能性がある宮川選手を、速水コーチから引き離し、自分の教え子とすれば「オリンピックメダリストの指導者」という肩書きを持つことができますからね。
宮川さんを汚いやり方で自分の教え子にしようとした塚原さんへの怒りと、そのせいで登録処分となってしまった速水コーチのいたたまれなさから涙をこらえられなくなってしまったのではないしょうか。
指導者として速水コーチへの共感も?
池谷幸雄さんは現役引退後は自身が創立した「池谷幸雄体操倶楽部」にて選手を指導する立場にいる人間です。
速水コーチの決断に対し、同じ指導者の立場として少なからず共感できる想いがあったのではないでしょうか?
選手を育てるうえで、コーチとしての辛さや選手の結果が出ないもどかしさ、ストレスなどもあったことでしょう。
暴力はやりすぎですが、それはある意味選手に対して本気で育てようという強い想いからの行動であると捉えているのかもしれません。
一度は地位保全の申し立てをしたものの、選手の事を考えて処分を受け入れるという速水コーチの葛藤や決断が、指導者の立場の池谷幸雄さんには心に来るものがあったのでしょう。
世間をにぎわせているパワハラ問題ですが、良い方向に解決できるといいですね。
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