欲望のありか

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読書なんてのはただの娯楽~知的な趣味でも何でもないから気軽に読もう~

こんにちはKJです!
皆さま本を読んでいますか?
 
近年は活字離れが進んでおり、情報収取はほとんどインターネットで済ます方も多いかと思います。
 
私はというと本は結構好きで、大体週に3冊は本を読みます。
 
読書家と自称できるほどのめり込んではいないものの、アマゾンで興味ある本はすぐに買って休日とか隙間時間に読むことが多いです。
 
そんな中、友人に「休日何してるの?」と聞かれ、「だらだら読書してるかなー」と答えると、「何かこいつ意識高いぶってるな」と思われているっぽい雰囲気をたまに感じます。
 
これは恐らく読書は多少なりとも「高尚(もしくは高尚さを気取っている)で知的な趣味」というイメージが定着しているからではないでしょうか?
 
私もお恥ずかしい話、「ちょっと高貴な趣味っぽいから」ということが理由で大学生の時から本を読むようになりました。(これだけが理由ではないですが。笑)
 
しかし、今では「読書なんてのはただの娯楽」であるので、読書しているからえらいとも一ミリも思いませんし、別に高尚な趣味でも何でもないという考えです。
 
読書に対して興味がある方だったり、興味はあるけど抵抗がある方に、私の例も交えて、本を読む際の心構えについて少しでも参考になれば嬉しいです。

読書するようになったのは大学生時代~古典から読書を始めた~

大体20歳になるかならないかくらいのところで読書をするようになりました。
大学時代は暇だったので何か自分に役立つ事しなきゃなーくらいに考えていました。
 
そんな学生の時に「学生時代にやっておくべきこと」的な事を書いているサイトを眺めていたら「読書をするべき」という意見が多かったので、それをきっかけに本を読むようになりました。
 
人に対して、「自分が本好きですよー。すごいだろー」ってアピールは単なる痛いやつ
なのでしなかったものの、少なからず「読書は知的で高貴っぽい趣味」と考えているところはありました。
 
大学時代に読んでいたジャンルは哲学やビジネス書などで、ニーチェとか新渡戸とか古典の有名どころも結構読んでいました。
「読書は知的な趣味」という観念にもろに捕らわれている感じがしますね。笑
 
正直この時期に読んだ古典の本で、はっきりと書評ができる本は無いです。
お恥ずかしい話、自分がそんなに興味もなく「読書するなら読んでおくべき有名どころの古典」を読んでいたのであまり自分の頭に入っていなかったんですね。
 
今思うとこれって一番無駄ですよね。
本なんて自分が興味がある分野を何でも良いから読んどけばいいのです。読みたくなけりゃ無理して読む必要もないのです。
 
変に古典など大した教養もない学生が読んでも、はたして内容の何割が理解できるのかって話です。
(興味があって、自分なりにかみ砕いて理解できる方には古典は大いに価値があると思います。)
 
その時は古典を読んでても正直面白いと思うことが少なかったです。最初はやたら読んでいましたが就職活動のタイミングで一旦読書はやめてしましました。

本なんてのは気軽に読みたいものだけ読めばいい

就職活動を終えてから再度読書をするようになりましたが、その時は就活前に読んでいた本で面白かった本の作家の別の作品などを読んだりしていました。
 
また、ジャンルも哲学、ビジネスよりは興味がある小説や心理学、経済学の本と、自分の嗜好が徐々に移っていきました。
 
読むジャンルが自分の嗜好により近かったせいかどんどん読みたい本が増えてきて、読書に苦も感じませんでした。
 
また、買った本でつまらなかったら最後まで無理して読まなくなりました。
 
以前までは買った本や借りた本は何となく「最後まで読みきらなければ!」という気持ちがあったのですが、つまらない本を読んでも時間の無駄だと思うようになったのです。
 
皆さまも買った本がつまらないけど何となく最後まで読まなければいけないと感じた事は無いでしょうか?
 
しかし、結局ある程度の量を読んでつまらない本を最後まで読んだところで何も残らないのです。
 
自分が興味があって楽しいと感じた本だけ読むのが一番で、例えその本がいかに有名で絶賛されていようが、自分にとってつまらなくて読むのが苦痛だと感じたら、無理して最後まで読んでも結局頭に入ってこないです。

まとめ~読書は娯楽~

読書は他の趣味と比べて、何か知的で素晴らしいというイメージがあるかもしれないですが、私にとっては普通に他の趣味と同列の娯楽です。
映画を見るのと読書するのも一緒です。
 
たまに、本は読んだだけでは何も残らず実践しなきゃ意味が無い、とか、自己啓発書なんて読むだけ時間の無駄とか言う方もいますが私としては「なんで?」って思うわけです。
読書を娯楽と捉えている私にとっては、読書を通して自分の成長を強く望んでいるわけでもなければ、必ず日常生活に役立てようなんてことは思っていないのです。
(もちろん学びたい知識があり、実践するために読む本もありますよ。)
 
そんなに意識を高くする必要無く、読書なんてのは肩ひじ張らずに気軽に読めれば良いわけですよ。
 
読書は単なる暇つぶしの手段の一つとしてとらえて何ら問題ないのです。
 
アカデミックな本や、実用書は読む人が具体的に得たいことがあるから目的が明確であった方がより本を楽しめるかと思いますが、無理して目的なんて作る必要ないです。
 
また、つまらないと感じる本も無理して最後まで読む必要もないのです。
 
読書に興味がある方はまずは何も考えず気軽に読んでみたらいかがでしょうか?