欲望のありか

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AI技術の進歩と外国人労働者の増加が生む格差社会について

こんにちはKJです!
 
最近友人と話をしていて、労働人口減がすごいよね~という話から、やれAIの進歩はすごいだ今後の日本はこうなっていくんじゃないか、みたいな話で盛り上がりました。
 
労働人口減少対策で企業が外国人を雇うケースも増えてきているのに加えて、技術の進歩もあり、今まで人が行っていた作業を機械に任せるようになってきています。
 
僕たちの仕事が外国人やAI・ロボットに奪われていく、というのを身近に感じますし、今後もその動きは顕著に進んでいくでしょう。
 
どのような要因で多くの仕事が激減していくか、今後どのような社会になっていくか僕なりに思うところを書きます。

外国人労働者の受け入れによる競争激化

日本での労働人口減やグローバル化が進む中で外国人労働者が増加していますよね。
 
日本では出生率が著しく低下してきており、労働人口が毎年20万人も減っているそうです。
 
外国人で労働力を補うという動きはますます活発になっていくでしょう。
実際にVISAや永住権の取得も緩和されてきていますしね。
 
もう都内のコンビニなんて外国人の方が多いんじゃないか?と感じさせられます。
 
話を聞くとなんと今はチェーン飲食店の雇われ店長が外国人のケースもあるようですね!
 
某チェーン天丼屋ではベトナム人が店長を務めている、といった知人の話も聞いたことがあります。
 
外国人の店長が日本人のバイトに天ぷらの揚げ方を教えるなんて何だか信じられないですよね。
 
また、僕自身IT系企業に勤めておりますが同期の1割くらいは外国人ですし、業務上もベトナム、インド、中国などのエンジニアに業務を委託するケースも増えてきています。
 
ITに関してはアジア諸国は技術も持ち、日本と比べて労働単価が低いので企業にとってもメリットがあります。
 
「安いかろう悪かろう」 という懸念もあるかもしれませんが、マネジメント・コミュニケーションの土台がある程度しっかりしていれば品質の差は大きな問題とならないでしょう。
何なら知識レベルで言えば外国人の方が高いんじゃないでしょうか。
 
技術者や高度な知識を必要とする労働は労働単価が安い優秀な外国人にポジションを奪われてしまします。
 

このように、外国人労働者が増えてくると日本人がいたポジションに外国人も参入してきて競争が激化していくわけです。

 

IT技術の発達により仕事が減る

IT技術の発達もすごいですね。今後技術が発展していく中で消えていく職業もたくさんあることでしょう。

 

実際に例を挙げてみてみましょうか。

AI・ロボット

AI技術が発達していったら今まで人で行っていた業務・職種は劇的に減るでしょう。
 
ビックデータを活用し、AIによる予測分析はあらゆる場面で活用できます。
 
事務作業だってAIにやらせりゃいいです。マーケティングも人より機械の方が正確に予測してくれるかもしれないです。
 
AI・ロボット技術が進歩すればするほど、企業は人よりも機械に仕事を任せるでしょう。
 
機械だったら仕事を辞めることもないですし、社会保険を企業が負担する必要も無いです。
人を雇うコストよりも機械導入のコストが安けりゃ企業としては申し分ないですよね。

シェアリングエコノミー

Uber(ウーバー)、airbnb(エアビーアンドビー)を始め、シェアリングエコノミーの発達によって無くなっていく業種もあるでしょう。
 
変なマージンを仲介業者だったり企業に取られずに済むのであれば、消費者は個人同士でつながるシェアビジネスを利用し始めるでしょう。
 
運転代行をしてくれる個人を探せるUberだったらタクシー運転手が、不動産を個人から借りることができるairbnb だったら不動産仲介業者が不要になっていきますよね。

ブロックチェーン

仮想通貨の土台となっているブロックチェーン技術が進歩すれば、仲介を主とする職種が不要となるでしょう。
 
ブロックチェーンは分散型台帳と言われており、簡単に言うと個人が持つ機器同士でネットワークを形成し、データのやり取りを行うための仕組みです。
 
中央集権的な管理はやめて個々人でデータのやりとりを行いましょうよ、ってイメージですかね。
 
機器同士つながって送金できてしまえば銀行を介する必要はなくなります。
また、システム運用に関しても人手で行っていた多くの業務も不要になるでしょう。

仕事が減り格差が広がる

AIをはじめとするIT技術の発展、外国人労働者の増加により、ホワイトカラー・ブルーカラーともに多くの仕事がごっそりなくなっていき、日本人の受け入れ口も減るでしょう。
 
結果として格差社会が進みます。
 
事務作業は派遣を雇わずAIに任せます。仲介ビジネスで成り立っている企業はブロックチェーン、シェアリングエコノミーが浸透すればいらなくなります。
 
バイトがやれる業務はロボットがやります。
 
エンジニアや、知的労働は雇う側からしてみれば日本人だけでなく優秀な外国人も選択肢に入るので競争は激しくなります。

 

中間層の仕事がなくなれば、IT技術の仕組みを創る側、また仕組みを利用した新たなビジネスを創り出す側とそれ以外で顕著に格差が生まれるでしょう。

まとめ~価値あるものを考える~

まだまだ先の話かもしれませんが激しい格差社会になっていくというのは現実的に充分あり得る話です。
 
この危機的な状況の中で自分の価値を高めたいと思うのであれば、「自分がやっている仕事はこの先も必要なのか」「今後何が社会に必要とされるのだろうか」といったことを意識し、何かしら実行に移していく必要があります。
 
僕自身正直なところ明確なイメージは持っていないですが、今自分がやっていることが10年後、20年後どうなっているのか、何につながっていくのかという意識は持ち続け、環境の変化とともに臨機応変に立ち回っていきたいですね。