こんにちはKJです!
今回は仮想通貨Jupiter(ジュピター)の紹介です。
仮想通貨の記事を書くのは久々ですね。
最近の情報には疎い僕ですが、知人から聞いた通貨で久々にうさん臭くはない仮想通貨だと感じました。
仮想通貨Jupiter(ジュピター)とは
昨今企業の情報漏えいが問題視されており、企業のセキュリティ対策は大手企業を初めとして中小企業まで浸透してきております。
特に2020年のオリンピックはサイバー攻撃が活発化することが予想できるのでセキュリティへの意識はますます高まっていくでしょう。
サイバーセキュリティ対策の必要性が叫ばれる昨今に生まれたのが「Jupiter(ジュピター)プロジェクト」です。
ジュピタープロジェクトとはAI(人口知能)、 ブロックチェーンの活用によるサイバーセキュリティ対策の推進を行い、企業・政府などの機密情報の安全を保持していくことを目的としたプロジェクトです。
プロジェクトリーダーを務めるのが、 元財務官僚、衆議院議員等の経歴を持ち、現在は東京大学大学院の客員教授を務める松田学氏です。
ジュピタープロジェクトが提供するサイバー対策サービスの売買で使用される仮想通貨がJupiterです。
Jupiterが提供するセキュリティサービスを使用するにはジュピターコインを支払う必要があります。
企業が市場からジュピターコインを購入し、Jupiterに支払い、セキュリティサービスを受ける、といった流れがジュピタープロジェクトの構想です。
企業がJupiterのセキュリティーサービスを必要とすればするほどジュピターコインの需要は高まり価格が上昇していくわけです。
Jupiterのセキュリティサービスの特徴
サイバーセキュリティでは、外部からのハッキングももちろんですが、情報漏洩の原因の大半を占めるヒューマンエラーに対するケアなど、企業が注意を払わなければならないことはたくさんあります。
Juniperの提供するサービスはハッキング、ヒューマンエラー含めて情報漏洩の未然防止に優れている点が特徴です。
ログのAI解析によるハッキング未然防止
AIを活用し日々蓄積されるログを解析し、未知の攻撃パターンを予測し対策が可能な仕組みとなっています。
サイバー攻撃を検知してから対処、では既に取返しがつかなくなっているケースもあるので、AI活用による未然防止はサイバー対策としてはかなり優れていると言えるでしょう。
また、人間の脳に近い働き方をするニューラルネットワークを駆使し、どのような国や地域からアクセスを解析しハッキングの目的まで割り出そうとする仕組みも持つようです。
どのような目的で組織の情報を抜き取ろうとするのかが分かれば、企業も対策がしやすくなりますね。
AI解析による社員のストレスチェックで情報漏洩未然防止
Jupiterでは情報漏洩の原因の大半を占めるヒューマンエラーまでケアできます。
AIによる未然防止ももちろんですが組織内部の人間による情報漏洩を防ぐ、といったコンセプトは面白いですね。
•AI問診による従業員のストレスチェック
社内に対する不満・ストレスを持つ者が、内部不正を働き、情報を漏洩させてしまうケースがあります。
また、ストレスや過労などにより業務上での注意が行き渡らず、誤操作をしてしまい情報漏洩につながることもあります。
Jupiterではヒューマンエラーの原因となる社員が持つストレスをAIによりチェックするサービスを提供するようです。
ストレスチェックを行い、社員に対しストレスを軽減する対策を打つことで、内部不正を防ぎます。
具体的には従業員のスマートフォンにアプリをインストールし、定期的に自動問診を受けてもらう、といった方法で従業員のストレスチェックをするようです。
•従業員のログの自動監視
業務時間中の従業員が閲覧するサイトログを解析し、従業員のストレスレベル、思考範囲を確認する仕組みもあります。
自動監視を行い、内部不正に関与する可能性をチェックすることが出来ます。
また、社内にいる従業員の“挙動”を監視カメラを通してAI解析し、内部不正に関与しそうな人物をチェックするサービスなんかも提供するようです。
AI問診、ログ自動監視によるストレスチェック、また、監視カメラによる挙動チェックからヒューマンエラー対策を施すというわけですね。
Jupiterの信頼性や今後は?
現状不透明な部分も多いですが国、政界、大学と様々なパイプも持つ松田氏が発足人であり、ホワイトペーパーも公開している点から詐欺の可能性は低いんではないでしょうか。
ネットで得た情報だと2018年夏頃に海外の取引所に上場する事を予定しているようです。
Jupiterについては取引所では扱っていないようなので購入方法については不明確な部分がありますね。
僕が率直に抱いた感想は「セキュリティサービスの内容としては面白いが、サービスの売買を仮想通貨で行う必要があるのか?」といったところです。
サービス自体は特に目新しいものではないですが、AI活用を昨今需要のあるセキュリティ対策に結びつけたアイデアは良いと思います。
しかし、AI活用によるセキュリティサービスの売買を単に仮想通貨を通して行う、といっただけで、ブロックチェーンとAIの相乗効果があまり感じられないような印象を受けました。
しかし、権威ある方々が立ち上げたプロジェクトなので信頼はある程度できそうですし、最近出てきている仮想通貨の中では注目度は高いので、投資の価値はあるかとは思います。
興味がある方は定期的にネットで情報収集して買うチャンスをうかがってみて下さい。