8月17日~8月19日の全米ボックスオフィスランキングが発表され、日本でも9月28日に公開される映画「Crazy Rich Asians(邦題:クレイジー・リッチ!)」が2,651万140ドル(約29億円)の興行収入で1位に輝きました。
25年前の1993年に公開された「The Joy Luck Club」以来すべてのキャストがアジア人で構成される映画として注目を浴びているラブコメ映画「クレイジーリッチ!」。
作家ケヴィン・クワンの小説が原作となります。
オールアジア人でキャスティングされているという話題性、かつアメリカでもヒットしており、内容も万人受けするラブコメであるといったことから日本でもヒットするのは間違いないでしょう。
さてそんなクレイジーリッチで主演女優を務める「コンスタント・ウー」について調べてみました。
コンスタンス・ウー プロフィール
両親は台湾からの移民ですがアメリカで生まれます。
アメリカ郊外での台湾系アジア人一家の奮闘を描いたドラマ「フアン家のアメリカ開拓記」でブレイクした女優です。
父親はバージニア州リッチモンドにある名門大学、バージニアコモンウェルス大学の教授で母親はコンピュータープログラマーです。
コンスタンスも芸術分野、教育水準の高さで有名なニューヨーク州立大学パーチェス校を卒業しております。
大学では演技を専攻していたそうです。
経歴は申し分ないコンスタンスですが、実は女優で有名になる前までは、女優を目指しつつ、10年近くバイトをしていたという大変な下積み時代を送っていました。
「アジア系の俳優がハリウッドで活躍するためには、血の滲むような努力が必要である」と過去にインタビューでは語っていたそうです。
何でも女優を目指しつつ、10年近くウェイトレスなどでアルバイトをしてきたそうだとか!
クレジットカード、学費ローンなどで何万ドルの借金も背負った時代もあったそうです。
女優として活躍するまでに色々苦難を経験してきた苦労人なんですね。
役作りの際には深みを持たせるためにはアイデンティや文化の尊重などを意識するよう心掛けていたそうです。
インタビュー内容なんかからも熱意や知性が感じられて良いですね。
恋人同士のラブロマンスに、もっと深みを持たせなきゃと思ったの。アイデンティティや文化的な思い込みとか、互いに尊重することとか。この手の衝突は、映画の中だけじゃなく、何世代にもわたって日常で起きてきた。こういう諍いを経て、先入観を乗り越え、異なる国、異なる身分、異なる生活環境の赤の他人を理解しようとするの。こうした諍いを掘り下げていけば、きっと誰もが共感できると思うわ。
クレイジー・リッチでのコンスタント・ウーのお芝居に注目ですね。
アジア人でフルキャストされる映画というのは普通の人気映画とは事情が違います。
アジア系の俳優・女優がハリウッドでも活躍できる、という希望を持たせてくれますね。
韓国系アメリカ人のシンガーのエリック・ナムが故郷アトランタの劇場で「クレイジー・リッチ!」の全席チケットを買ったと話題にもなりました。
多くのアジア人を熱狂させる「クレイジー・リッチ!」の公開が待ち遠しいですね。
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